たった4日で約48万円の利益。投資人生で最もラッキーな出来事
2025年5月29日、住信SBIネット銀行(7163)が、NTTドコモによってTOB(株式公開買付け)されるというニュースが発表されました。
このニュースを聞いたとき、私は思わず画面を二度見しました。というのも、ちょうどその数日前(5月26日と5月28日)に合計300株を取得していたからです。
取得単価はおおよそ3,285円。
そしてTOB価格は、なんと1株4,900円。
6月2日、私はその株をすべて売却。(全て4,875円で売却)
たった4日ほどの保有で、以下のような利益が確定しました:
合計利益:+476,997円
狙っても取れない「TOB」に偶然巻き込まれた
今回のようなTOB(株式公開買付け)による急騰劇に、意図せず巻き込まれるのは、投資家にとって「幸運の極み」と言えます。
私自身、TOBを狙って株を買ったことは何度かありますが、なかなか当たるものではありません。
それが今回は、完全な偶然でチャンスをものにすることができました。
まさに、「これがあるから株式投資はやめられない」と感じた瞬間です。
そもそもTOBってなに?
TOB(Take Over Bid)とは、企業が他社の株式をあらかじめ定めた価格で公開買付けすることを指します。
例えば今回で言えば、NTTドコモが「住信SBIネット銀行の株を4,900円で買います」と市場に宣言したような形です。
通常、TOB価格は発表直前の株価よりも高く設定されることが多いため、そのニュースが出ると株価は一気に急騰します。
TOBの流れ(ざっくり)
- 企業がTOBを発表
- 市場はTOB価格に向けて株価が急騰
- 市場で売却 or TOBに応募して売却
今回の私のように、発表前に保有していた投資家は、大きな利益を得られるというわけです。
投資は「運」だけじゃない、でも「運」もある
今回のケースは、まさに「運がよかった」としか言いようがありません。
ただ、それを手にすることができたのは、普段から市場を見て、信用取引も使いながらチャレンジしていたからだとも思っています。
もちろん、投資には失敗もあります。
「なかなか思ったように動かない」「含み損に耐える日々」もあります。
でも、その中でこうした幸運に恵まれることもある。
だからこそ、長く続ける価値があるのが株式投資の魅力です。
この経験から学んだこと
- ✅ チャンスは「突然」やってくる
- ✅ 普段から資金管理・リスク管理をしておくことが大事
- ✅ 思いがけない出来事が利益をもたらすこともある
TOBはいつ起きるか分かりません。
狙って取るのは難しいけれど、市場に参加していなければ絶対に取れないのも事実です。
だからこそ、少額でも市場に身を置き、「チャンスが来た時に乗れる体制」を整えておくことが大切だと改めて感じました。
まとめ|株式投資の「予測不能な魅力」
私は今回、TOBによる幸運で約48万円(税引前)の利益を手にすることができました。
もちろん、こんなことはそう頻繁にあるわけではありません。
でも、投資にはこうした「思いもよらない喜び」がある。
それがあるから、投資を続けるモチベーションにもなります。
「投資って難しそう」「リスクが怖い」と思う方も多いかもしれませんが、続けることでしか得られない“ご褒美”があるということを、今回の体験を通して実感しました。
これからも地道に、でもときどきは大胆に。
そんなスタンスで、投資を楽しんでいきたいと思います。